この際だから
航空ショーで強いインパクト受けた3機をまとめて作ってしまおう!
まずは デ・ハビランド・カナダ DHC-6 マッチボックス1/72
作例は日本近距離航空のJA8797
唯一搭乗経験のある機体です 単車で北海道へ行った際 後先考えず 衝動的に旅費を注ぎ込んで 稚内から礼文島を往復しました。
あの時は風が強く連絡船が欠航する中のフライトでしたが思ったほど揺れはなく、地上からは見え難かった利尻富士や礼文島 サハリンまで上空からクッキリ見え感動しました。
礼文島の飛行場は岬の伸びた崖の上にあります。結構な横風だった記憶があります。
海側席だったので アプローチが高い気がしましたが 突然 目の前にお花畑が現れたかと思ったらドン!と着地 主脚のタイヤから真っ白な煙が一瞬上がって機体はあっという間に停止 さすがSTOL性能の良い飛行機です!この様な条件下でも乗客に不安を与えないパイロットもすごいと思います。
地元の人なのか何事も無かった様に降りっていく乗客 感動に浸っている私メ・・・
礼文からの離陸は 航空母艦から発艦する大型艦載機の様になるのかと思いきや 車輪が地上から離れるとグングン上昇して行き ここでもまたSTOL機の凄味を味わった気がします。
波頭の白い海面を眼下に やがて稚内市街を見て着陸 高度が下がるまで利尻富士はクッキリ見えたのですが 飛行機から降りると山頂がモヤっと見えるだけでした。
まだ稚内空港が 海側エプロンだった頃です。
地上整備の方とお話しすることができ アワヨクバ コックピットの写真を撮れるか・・・ところまで行ったのですが 札幌に戻る時間になってしまい叶いませんでした(涙) 。 現在では不可能でしょうけど その様な時代でした。
して
その次の機体は
ショート社の SC-7 SKYVAN AIRFIX72
笹塚に在った『えんどう』さんの「FlyingPapas デカール」を使ってます。
入間で初めて見た時の強烈な印象 まさに「空飛ぶ ハコフグ」
このキットを手にした時から決めてました・・・・♪あれから 何年 過ぎたのだろう♪・・・
海上保安庁に採用された2機のSKYVANのうちの最初の一機
この機体はお尻に変わった構造物が付いています
物料傘投下用のガードでしょうか?伸ばしランナーで追加しています。
2号機には付いていません必要なかったのか 用途が異なるのか分かりません。
エレベーター、ラダーも可動です。カーゴドアは大きい板が内側に入り足元の小さな板が外に下がる様です(これも可動にしてみました)。
AIRFIX社は自国の飛行機は拘りが一入ですよね!
国際航空ショーでの DHC-6とSC-7のでも飛行は まさにカルチャーショックでした。
何度「え~~~!」が飛び出したか・・・
入間の滑走路上で2度も離着陸したり 止まったと思ったらバックしたり方向転換したり・・・小回りが利く様でデモ飛行も視界から消えませんでした。
勝手な妄想です が
小笠原まで1000km この2機なら 特にDHC6なら飛べなくはないのかもしれませんが 父島の滑走路跡にせめて500m確保できればです・・・ATRとか609では都には維持できませんでしょう まして 海自のUS-2は民間での運用は不可です。
帰りの便は八丈島経由で羽田に戻る 八丈島 父島間が700kmなので燃料を減らして父島を離陸できます。
もっとも人によってはこのクラスに5時間搭乗はキツイかもしれませんよね・・・。
されば 八丈島へはJetで そっから先をDHC6で3時間の方が楽かもしれませんね! 小笠原は大挙して観光客が行くような処にはしてほしくない気がします。
まずはこれをやって 島民の生活を守るべきなのでは・・・と
妄想的脱線しました。
で 最後の1機
先に完成ご報告いたしました
この3機種のなかで一番小さいパワーで 一番翼面荷重が小さく 一番軽い
多分一番運用コストのかからない飛行機
航空ショーでは先にも書きました通り むしろ軽量と小回りをアピールしていた様に思えます。
1300機近く生産され世界中で飛んでいる・・・
創業者はデ・ハビラントで働いていたブリテン氏とノーマン氏が起こした会社
とにかく 丈夫が取柄 不整地からも運用実績がある飛行機。
新潟から佐渡にも飛んでいたのですよねぇ…載りたかった・・・
かれらの働きはYOUTubeで沢山載っていますので是非ともご堪能あれ!
この飛行場の場所も場所ですがWinairのDHC-6は正にカミワザ
斜面に沿ったアプローチ 着陸目標点に確実にタッチダウン
いかに素早く滑走路内から退去するか・・・
Google map で測ってみると目標点から誘導路入口までおおよそ120mくらいでした
カリブ海に浮かぶこの島 サン・ジャン飛行場 風は 吹き流しが横を向いてます
撮影時の風向きも滑走路10に対し15~30度北より
WinairのDHC-6パイロットはタッチダウンしてそのまま誘導路に入ってしまう(((@@)))
冒頭パイロットが「・・・デハビランド・・」と解説していたのを見て相当愛着もっているのかなぁ・・と
BN-2が目標点にタッチダウンしてもそのままターンパッドまで滑走続けるのはリバースも無いためだけじゃなく機体に無理をかけない為なのかもしれませんね。
ただ ターンした先のエンドには離陸の機体が待機してますので いかに早く滑走路を明け渡すか・・・なのでしょうけど・・・・